こんにちは♪岩田よしえです。

今回は、「【CHROMATONE-MINI】自作キット作ってみました!!」の続編として、LED半田付けに挑戦してみました!

前回はLEDは難易度が高めということで、LED無しで組み立てを行ったのですが、半田ごてにも少し慣れたので調子に乗って今度はLED有りで組み立ててみました。

CHROMATONE-MINI rev.02

今回の基板は前回よりレベルUPしており、rev.02ということで追加、変更された点がありました。

https://github.com/3araht/chromatonemini/blob/main/docs/build.md

基板のロゴ

基板の右側と、ボトムプレートにどーん!と素敵な感じにロゴが入っておりました。

サスティンペダルのコネクタ追加

サスティンペダルのコネクタが追加されました。

このコネクタはミニプラグサイズ(3.5mm)なので、サスティンペダルの標準プラグ(6.35mm)を使うには変換ケーブルが必要になります。

こういった、「ミニプラグがオス・標準プラグがメス」の変換ケーブルです。

こんな風に接続をすることになります。

実際に接続するとこんな風になります。

そして、rev.01をお持ちの方へ朗報です!
なんと、サスティンペダルを付ける改造方法があるそうです。
サスティン機能が欲しい!という方は改造をお勧めします。

■詳しい方法は、 こちらから。

難易度低めのLEDの実装が可能に

rev.01では、SK6812miniのみのでしたが、rev.02ではSK6812mini-Eが実装できるようになっておりました。
SK6812miniは、半田ごてが高温だと壊れることもあるため難易度が高かったのですが、SK6812mini-Eは脚(?)が付いているのでLED本体を高温にさらさなくても実装できるというわけです。

作業開始

LEDと、追加されたサスティンコネクタ以外は前回とほぼ同様ですので省きますが、LEDの実装チェックのために「Pro Microへの書き込み」「Pro Microを取り付け」は先に行った方が良いです。

LED半田付け

https://github.com/3araht/chromatonemini/blob/main/docs/build.md#2

ビルドガイドにもあるように、ProMicroから順番に電流が流れるので、その順番で半田付けしていき、点灯するかチェックしながら進めていくと間違いがないとのこと。

 まずは、下図の「ここ」の部分をジャンパします。
 ※ジャンパとは:線と線を繋ぐこと。足が近い場合、ワイヤーを使わないで半田自体を線としてショートして使う。

そして、順番にLEDを半田付けしていきます。

黄色い◯の形のところにLEDをはめ込みます。

LEDがとても小さいため、ピンセットは必須だなと思いました。
しかも、先端がカーブしているタイプがおすすめです。


今回は、SK6812miniの方で行いました。

SK6812mini 表側

取り付ける向きは、下の図を参考にしてください。
列によって向きが違うので要注意です。

SK6812miniのLEDは、置き方次第ではスコンと下に落ちてしまうので、何か下に欲しいな〜と。
そこで、付属品のスペーサーを置いてみました。

結構やりやすかったです。
置き方に慣れるまでは、この方法で進めていきました。

半田付けのやり方ですが、3arahtさんがとても分かりやすい動画を上げておりましたので、そちらでイメトレをすると良いと思います。

もう一つ、大事な成功の鍵が、

  • 温度調整機能付き半田ごてで温度を200℃〜220℃に設定する
  • 融点の低い 鉛入り半田(共晶半田)を使う

ということだそうです。

そして個人的に、0.8mmの半田が良いなと思いました。
最初の1個目を半田付けしたのですが、適当に買った1mmの半田が太すぎて、1箇所半田付けしたいのに4箇所分の半田が溶ける、、、といったようなイライラが。。

速攻、細めの半田(0.8mm)を買って再チャレンジしたところ、とてもスムーズに半田付けすることができました。

一気に全部半田付けしてしまうと、ミスがあった時に探せなくなってしまうようなので、少し付けてはチェック、少し付けてはチェックといった具合に進めていくと良いそうです。

問題なく半田付けされていると、このように点灯します。

全て付け終えると、このような感じに!

達成感がスゴイです!!

サスティンコネクタ実装

rev.02から、サスティンコネクタが付いたので、リセットスイッチの位置が変わっておりました。

それぞれに、それぞれを取り付けて、反対側から半田付けをします。

そして、新しくジャンパするところが2箇所あるので、そちらにも半田付けをします。
下記の黄色◯の部分です。

ProMicroコネクタ部を絶縁

ProMicroのコネクタ部が基板に当たり、使っていくうちに電源が入らなくなるという問題があるため、最初に絶縁テープなどを貼ったほうが良いとのこと。

詳しい内容はこちらから。

なので、一度外してこのようにProMicroに絶縁テープを貼りました。

基板にも貼ったほうが良いようです。

ということで、前回と同様部分の記述は飛ばしましたが無事完成しました!

作ってみた感想

半田付けが楽しくなってしまい、ひたすら黙々と半田付けする作業が趣味になりそうな勢いです。

LEDの半田付けは、「低温機能がついた半田ごて」と、「融点の低い細めの半田」が揃っていれば、結構大丈夫な気がします。

そして、半田ごての状態も結構重要だと今回感じました。
最初、半田がダマになって全く半田付けできず、どうしたものかと、色々調べていくと、前回の手入れが悪かったのか、コテ先が酸化して黒色化しているのが原因と判明。
手入れ方法は色々あるようなのですが、今回は「こて先専用ケミカルペースト」を使ったら復活!

半田付け最中のコテ先の掃除のタイミングも、使ったらすぐキレイにしていたのですが、半田をのせたままの方が良いということを今回知りました。

まだまだ知らないことが沢山ありそう、、、

CHROMATONE-MINIを作った感想というより、半田ごてのことばかりになってしまいましたが、、、やっぱりLEDが付いていると、目も楽しいですね!

ぜひぜひ、LED実装にも挑戦してみてはいかがでしょうか☆